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機械設計エンジニアの基礎知識 | 設計・3DCAD・製図・金型等

3Dプリンターの種類(個人向け・企業向け)

3Dプリンターは利用者によって大きく2つに分かれます。

 

1. 個人向けのローエンド3Dプリンター
2. 企業向けのハイエンド3Dプリンター

 

その違いは、「価格」と「性能」です。

 

ローエンドの3Dプリンターは、数万円から数十万円の価格帯で購入できます。
一方、ハイエンドの3Dプリンター数百万円から数千万円と個人で購入するレベルのものではありません。

 

ハイエンドの3Dプリンターは自動車や家電製品などの工業分野における試作品製作や医療手術の練習用モデルなど、個人の趣味レベル以上のクオリティーが求められる分野で幅広く用途が広がっております。

 

個人向け3Dプリンター

 

個人向けの3Dプリンターは、「家庭用3Dプリンター」、「パーソナル3Dプリンター」 とも呼ばれ、2013年にヤマダ電機やビックカメラが発売を開始しました。ヤマダ電機はアメリカのスリーディー・システムズ製の「Cube」を、ビックカメラでは、ロボトマドットコム製の「CellP 3Dプリンター組立キット」の販売を開始。店頭でデモをしたり、サンプルが並べられていたりするので、一度手に取ってクオリティーを確認してからの購入をお勧めします。

 

求めるクオリティーとのギャップがあると、「購入したけど使えない・・・」 ということになりかねません。ハイエンド機と比較するとまだまだクオリティーが劣り、印刷に失敗するケースもあるようです。 新しいモノが好きな方以外はもう少し待った方が良いかもしれません。(2015年現在)

 

3Dプリンターを購入せずに業者に依頼して印刷してもらうサービスが沢山あります。3D-CADや3D-CGのソフトを使って3Dデータを自分で作り、印刷はハイエンドの3Dプリンターを所有する業者に依頼するのも良いでしょう。

 

個人用の3Dプリンターの進化は日進月歩であり、クオリティーや使いやすさを追求した装置が次々と販売されてきております。今後の動向に目が離せません。

 

現在、個人向けとして販売されている3Dプリンターの多くは熱溶解積層法(FDM)と呼ばれる方式を採用しています。以下は主な個人用の3Dプリンターです。

 

製品名

メーカー

方式

Cube 3DSystems 熱溶解積層法
UP! Plus Micro Factory 熱溶解積層法
アーモンド アイコスモス 熱溶解積層法
ダヴィンチ1.0 XYZプリンティング 熱溶解積層法
MakerBot Replicator 2 MakerBot 熱溶解積層法

 

 

業務向け3Dプリンター

 

業務用の3Dプリンターの歴史は意外と古く、1980年代には実用化されていました。主に自動車や航空機、家電製品などの製造業の開発部門などで利用され、よく知られた造形装置でした。
個人用の3Dプリンターは「熱溶解積層法」が主流ですが、業務用の3Dプリンターの造形方法には、「光造形」、「インクジェット方式」「粉末石膏造形」など複数の造形法が存在します。

 

以下は主な業務用の3Dプリンターです。

 

製品名 メーカー 方式
Objet24 Stratasys インクジェット方式
ProJet 660Pro 3DSystems インクジェット方式
アジリスタ キーエンス インクジェット方式
DigitalWax DWS社 光造形
MXseries ジュニパーネットワークス 粉末焼結造形

 

個人用と業務用の3Dプリンターの違いについては下記の動画が参考となります。

 

それぞれの造形法については、「3Dプリンターの原理」にて詳しく解説します。

 

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