転職できないエンジニアと転職できるエンジニアの違い
仕事を辞める辞めると言いながらも、辞めない人は周りにいませんか?このような人は、転職に向いていません。逆に転職する人は、すぐに行動に移します。このように、転職をするという意思は同じにも関わらず、二つのタイプに分けられます。
今回は、転職できるエンジニアの条件をご紹介します。
転職できるエンジニアは、転職理由が明確
「なんとなく転職したい」
「今の仕事に飽きた」
このような理由を元に、転職活動をしたとしても転職活動が成功することはないでしょう。転職活動には大きなハードルが3つあります。
まず、転職用の履歴書や職務経歴書を作成し、エージェントに登録する作業です。
次に、実際に履歴書を提出し、面接を受けること。
そして最後に、上司に転職することを伝えることです。
この3つは、行動する手間がかかるとともに、通常の業務と並行しておこなわなければいけため、強い意思がなければ行動に移すことができません。
そこで重要なのが、転職理由です。
「キャリアップしたい」
「給料を上げたい」
「役職に就きたい」
理由はなんであれ、自分の中にどうしてもしたいという強い意思が必要となります。意思があれば、行動に移すことができるでしょう。
しかし、すべての人が強い意思を持っているわけではありません。その場合、とりあえず求人を探したり、エージェントに登録をしたりすることで、転職したい意思を強めることもできます。
つまり、実際に行動を起こしてみることが大切です。
転職できるエンジニアは、転職時期が明確
転職活動では、「転職時期を定めておくこと」が大切です。転職をしたいという強い気持ちがあったとしても、時期が明確になっていない場合ずるずると後ろ倒しにしてしまうことがあります。
辞める意思を会社に伝えていない場合に起こることがほとんどです。時期を明確にすることで、自分が転職活動から逃げれない状況を作るようにしましょう。
特に、意思が強くない人は、時期をきっちりと決めておくことが何よりも大切です。そのために、まず会社に辞める意思を伝えておく方法もあります。自分の中で時期を明確にして、転職活動に本気で取り組める環境作りをするようにしましょう。
転職できるエンジニアは、会社の都合に従わない
会社に転職することを伝えてから、会社に説得され転職時期を伸ばし、転職をやめてしまう人がいます。転職する意思を会社に伝えると、基本的には止められることがほとんどです。新しく人を育てたり、他の部署から異動させたりするのには時間もコストもかかるからです。
「君に辞められると困る」
「引き継ぐ人がいない」
「他の会社では通用しない」
会社は様々な理由で転職する人を会社に残らせようとします。退職する時期や転職理由がはっきりとしていない人ほど、このような説得に応じてしまいがちです。
会社や上司に転職を伝える際は、自分の意思を強く持つことが大切となります。ただ、小さい会社であれば人員が少なく1人でも辞めてしまうと、ほんとうに会社が回らなくなってしまうこともあります。退職までの期間をしっかりともうけた上で、退職するのが円満退社の秘訣です。
以上、転職できるエンジニアの条件をご紹介しました。転職をする時は、転職理由、時期を明確にした上で、「会社からの説得に応じないこと」が大切です。
エンジニアで、なおかつスキルが高ければ会社から止められることがほとんどです。本当に転職をしたいのであれば、会社の説得にのらないように自分の意思を強く持っておく必要があります。これから、転職活動をする人は参考にしてみてください。