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機械設計エンジニアの基礎知識 | 設計・3DCAD・製図・金型等


金型の見積りの仕方

金型の詳細な見積りをするためには製品形状を示す図面が必要です。

 

模型やデザイン画だけでは金型製作はできません。

 

製品図がない場合の手順としては、

 

1) 製品寸法を示す3角法(正面図・平面図・側面図)の寸法入りの図面
2) 製品の材質や製作数量
3) 寸法の要求精度

 

これらが決まった段階で詳細な金型見積のスタートができます。

 

また、通常は下記の情報を準備して金型業者へ提出するとスムーズに見積りが行えます。

 

 ・製品図面の準備 (紙図 又は 2次元図面 又は  3Dデータ)
 ・製品の材質の指定
 ・製作数量(月に5000個等)
 ・成形後の後加工の有無
 ・製品の特徴(寸法精度が必要な部分等)

 

そして、これらの要求事項を金型仕様書にまとめます。
金型仕様書については、「金型仕様書の作成方法」で解説します。

 

これらが準備できた段階で金型業者へ見積りを依頼します。
※3社くらいの相見積もりが一般的です。
※金型業者の選び方や注意点は「失敗しない金型製作5つのポイント」をお読みください。

 

開発スケジュールも合わせて提示し、希望する納期に間に合うように進めていくのもポイントです。

 

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