回路の基礎と回路を構成するモノたち
本カテゴリでは、回路の基礎を理解して頂くために、
1.「回路の種類」
2.回路を構成する「回路記号」
3.「回路を構成する基本的なモノ」
を紹介致します。
回路の種類
回路には、さまざまな種類の回路があります。機械設計者には、「アナログ回路」の知識が最も重要となります。従って、この章では「アナログ回路」が回路の中でどのような位置付けなのか、また他の回路はどのようなものがあるのか、を紹介していきます。
まず回路には大きく分けて、電気回路 と 電子回路 の二つが存在します。
違いは、回路を構成する部品が「受動素子」のみか、「受動素子」+「能動素子」か、です。
受動素子とは
電気を増幅したり他のエネルギーに変えたりしない素子のことを言います。
抵抗やコンデンサ等が当てはまります。
能動素子とは
受動素子とは逆に、電気を増幅したり、他のエネルギーに変えたりする素子のことを言います。
ダイオードやトランジスタ等が当てはまります。
電子回路はさらに分かれます。 「アナログ回路」 と 「デジタル回路」 です。
これは、最終的にどのような電気信号を扱うかで分類されます。
アナログ回路は時間とともになめらかに (連続的に) 変化する信号を扱います。
出てきた電圧が3Vならば、それをそのまま3Vとして扱いますし、3.5Vならば3.5Vです。
デジタル回路では、電気を0か1の2つの信号としてしか扱いません。電圧が3Vの時を1 、 0Vの時を0、として設計を行います。
本カテゴリでは、最初に申し上げた通り、機械設計者の知識として重要な 「アナログ回路」 について、取り扱っていきます。
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