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設計者になるにあたっての心構え
はじめに
このカテゴリでは、「機械設計に必要な知識の全体像」をお伝えします。初めから具体的な設計方法について学ぶよりも、先に全体像を理解する方が効率的に学ぶことができるため、このカテゴリでは解説していません。
ですので、まずは全体像を把握した上で、進んでいきましょう。そうすることで理解が深まり、具体的な行動についても実行に移せる可能性が高まります。
また「具体的な設計方法」については別カテゴリで解説いたします。
機械設計を学習するのに、全体像を理解しておくことは非常に重要です。機械設計は非常に広範囲となるため、全体を理解した上で学習計画を立てるとより効果的に学習が進むはずです。
設計とは
さて、早速ですが、機械設計についての全体像の話を進めていきましょう。
あなたは設計と聞いて何をイメージされるでしょうか?
Wikiには「必要とする機能を具現化し検討した結果を建築物や工業製品、情報システム等を造るために仕様(設計図書)や設計図・設計書等を作る作業である。」と書かれています。
つまり言い換えると、設計とは 「アイディアを形にすること」です。「アイディアを形にして、社会が必要としている機械や工業製品を作ること」が設計者にとって最も重要な役目となります。
設計者になるために
機械設計は机上の学習のみで習得できるものではありません。実際に現場で設計業務を行うことで徐々に身につけて行くものです。実務経験を行うことでさまざまな知識を習得することができます。
私が設計を行っていた頃、製品の機能を実現させるために、まだ世に実績のない新しい製造方法にチャレンジしたことがあります。
その時は、実際の設計業務を行いながら、製造方法についての知識を習得していきました。金型や加工などの製造知識についても、設計者になった後で身につけました。また、設計するために必要な資格については実務で経験しながら技術を磨き取得していきました。
さらに、実務経験と知識を活かして特許申請や実用新案などを出願することもできるようになりました。これは現場で実務経験を積んだおかげであり、机上の学習のみでは決して達成することはできませんでした。
「知識は設計の力」となります。設計について勉強することは良いことです。しかし、知識を身につけただけでは設計は出来ません。まずは身につけた知識を活用して少しでも実際に設計してみることです。つまり、「勉強してから設計者になる」のではなく、実務を通して知識を身に付けながら設計者を目指すことをお薦めします。
とは言え、まったく知識のない状態では、経験する機会に恵まれないのも事実です。そこで当サイト(MONOWEB)では、設計者としてスタートするための必要な基礎知識について学習いただけるように多くの教材を提供しています。これらを活用しながら、設計者としての第一歩を踏み出して頂けると幸いです。
設計に必要な知識
繰り返しとなりますが、設計するためにはさまざまな知識が必要となります。これらの知識は工業大学などで学ぶ機械工学がベースとなります。
しかし、機械工学を学んできていないから「設計するのは難しいのではないか?」と心配する必要はありません。実際の設計現場では文系出身者や異分野からの転職者が活躍されている場面をよく見かけます。
ただし、設計をはじめるにあたって、最低限の知識の習得は必要です。特に機械工学をまったく学んでいない方にとっては、いくつかの学んでおくべき工学知識が存在します。これらについては次の章で詳しく解説を進めていきます。
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