機械設計のプロセス
商品の企画から販売に至るまでの機械設計の全体プロセスは、以下のようになります。
設計という観点のみで考えると、「構想設計」・「基本設計」・「詳細設計」の大きく3つのプロセスに分かれます。また、それぞれの設計が完了した後には設計結果の審査となるDR(デザインレビュー)が行われます。
上図に示したプロセスは一般的な設計プロセスです。例えば注文が入ってから設計・組立を行うような受注生産となる機械装置の場合、先に販売してから設計がスタートするものもあります。
また、自動車の場合は、設計後に行う試作を、1次試作、2次試作と何度か同じ工程を繰り返す設計プロセスもあります。上図に示したプロセスは、あくまでも一般的なプロセスであり、市場で販売される工業製品を対象としたものとなります。
一般的な工業製品の設計プロセスの場合、はじめに企画が決まられます。その企画に従って構想設計、基本設計、詳細設計が行われます。設計完了後には、試作品を製作して評価試験を実施します。評価試験で問題が発生しなければ、次の工程である生産の準備に移っていく流れとなります。
設計を行っている場合、自分が今、どの段階の仕事をしているのか全体を把握しながら仕事を進めることが大切です。
次に各設計プロセスの詳細業務を具体的に解説していきます。
「はじめて設計を学ぶけど何から始めたら良いかわからない。。」
「先輩設計者の会話の内容が理解できない。。」
「自分の行なっている設計の流れに疑問がある。。」
「新人なのに、指導してくれる人がいない。。。」
設計経験が0〜3年程度の方からは、このような悩みをよく聴きます。
あなたもこのような悩みをお持ちではないでしょうか?
【設計初心者】が、スピード早く、効率的に成長するためには、
設計の全体像を学ぶことが重要です。それにより、成長スピードが飛躍的に向上します。
もちろん技術的な知識は必須となりますが、
それも「全体の中でどのようにその知識が必要となるのか」が
理解できていないと、スムーズに身につきません。
また、設計初心者が一番困ることに、
「設計の進め方」と「設計の考え方」があります。
この2つはとても大切なのですが、
教えてもらう機会はほとんどなく、OJTなど実務の中で習得するしかありません。
また、この「設計の進め方」と「設計の考え方」を習得できていないと
後々、設計経験を積んでいく中で苦労する場面が増えてきます。
ですので、
あなたが今後設計者としてレベルアップをしたいのであれば
「設計の全体像」「設計の進め方」「設計の考え方」の【3つ】は、
できるだけ早く身につけておくことをオススメします。
会社や現場で学ぶ機会が少ない方は、
好きな時間、好きなタイミングで学べるeラーニングがあります。
・設計知識を「どのように設計現場で活かせるのか?」がよくわかる
・QCD(品質・コスト・納期)改善に繋がる多くのヒントを得ることができる
・関係者同士のコミュニケーションが円滑になり、仕事がはかどる
・開発アイデアから具体的構造にする方法が身につくので、設計者としての発想力が高まる
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