ボトムアップとトップダウン
3DCADで設計またはモデリングする場合、ボトムアップ手法とトップダウン手法の2つの手法があります。
ボトムアップ手法
ボトムアップ手法とは、部品を別々に設計し、最後に組み付けて完成させる手法のことです。プラモデルのように、部品が先にあって組み立てていくイメージです。既に設計済みの製品を流用する場合など、形状が殆ど決まっている場合に利用されるモデリング手法です。
トップダウン手法
トップダウン手法とは、製品全体のレイアウトを先に決めて、各部品を順次設計していく手法のことです。
トップダウン設計手法については、別途こちらの「3DCADの実践を学ぶ」で詳細に解説します。
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