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静止流体から管内や物体周りの流体、そして流体の測定方法に至るまで、流体力学の基礎が理解できる!流速、流量、流線、剥離などの概念をじっくりと掘り下げ、実際の流体の問題解決に役立つ知識が身につく。
レイノルズ数
流体の粘性を表す物性値は粘度あるいは動粘度ですが、流れに対する粘性の影響力を支配するのはレイノルズ数です。レイノルズ数は単位が存在しない無次元量で、以下の式で定義することができます。
ここで,ν:流体の動粘度,U:流れの代表速度,L:流れ場の代表長さです。レイノルズ数Reは慣性力と粘性力との比であることがわかります。
そして、レイノルズ数が大きいほど粘性の影響は小さくなります。
レイノルズ数については、後程、詳しく解説いたします。
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