知識ゼロの初心者でも図面が描けるようになるの?立体から平面へ、平面から立体へ図形をイメージする方法から「はめあい」や「表面粗さ」などの各種記号の使い方を演習を交えて徹底的に学びます!
製図を初めて学ぶ方へ
「製図の基礎を学ぶ」では機械製図を初めて学ぶ方が、図面の作成や設計ができるようになることを目的としています。そのため、図面作成の仕事で最低限必要な図面の基礎について解説していきます。
設計ができるようになるまでのステップは次のようになります。
ステップ1 図面が読めるようになること
ステップ2 図面が書けるようになること
ステップ3 設計ができるようになること
実際に図面を描くことはないですが、仕事上図面を読む必要がある人はステップ1までの学習で大丈夫です。本カテゴリをご覧いただければ、簡単な図面を読むことができるようになるでしょう。
次に、依頼者から指示された通りに図面を描く必要がある人はステップ2まで進みましょう。また、本カテゴリで学習した後に、さまざまな図面を実際に描いてみることが大切です。当然のことですが図面を描くという仕事は学習だけでは身につけることができないからです。現代ではCADというソフトで図面を描きますのでCADが使えるようになる必要が出てきます。
最後に、設計者を目指される方の場合は、図面の読み描きは最低限の必要スキルとなります。設計者は計算した結果を図面にする必要がありますので、本カテゴリの内容以外にも、力学知識や製造知識など技術的な知識や経験が必要です。ものづくりウェブでは、設計を身につけるために必要な基礎知識について解説していますので、ぜひそちらも参考にして見てください。
製図の基本ルールを知ること
さて、これから製図の基礎を解説して行きますが、最初に重要なポイントをお伝えします。
それは「製図には基本的なルールがある」 ということです。
製図では基本的なルールに基づき、線を引いたり、寸法を配置したりします。ルールを知れば、素人でもプロのような図面を書くことができます。
しかし、ルールを知らずに図面を描いていると、「それでも設計者なの?」と疑われてしまいます。実は、大学の機械工学を専攻していた設計者でも、この図面の基本ルール通りに図面が描けていない人がたまにいます。「それでも機械工学を専攻していたの?」と言われないためにも、ルールの記憶が曖昧な方はここで改めて学び直す機会にして頂けると良いでしょう。
それともう一つの重要なポイントをお伝えします。
それは、「図面は設計者の仕事の結果」ということです。
仕事の過程の一部として図面が存在しているように思われがちですがそうではありません。図面には設計検討の結果、得られた具体的な形状や寸法が記入されています。
最終的な設計者の成果となる図面ですから、いい加減な書き方をしてはいけません。また、さまざまな人が見ることになりますので、正しく正確に書く必要があります。
これから図面を作成される方は心得ておきましょう。
ではこれから図面について学んで行きますが、学習しただけでは実用的な図面が書けるようにはなりません。
学習に加えて、設計現場での実務経験が必ず必要です。
そのため、当サイトでで解説する最低限の基礎知識を学んで実務で活用し、迷った際はまた当サイトを見る、というふうにお使い頂く事をお薦めします。
ぜひ当サイトを、あなたのお仕事や生活にお役立て下さい。
以上、最初のページでは初学者が製図をはじめて学ぶために知っておいていただきたことについて、説明してきましたがいかがでしたでしょうか。
引き続き、製図について解説していきますが、書籍などを活用して独学してきたけどいまいち理解できない、はやく図面が読めるようになりたいとお考えでしたら、弊社のEラーニングを使ってみるのはいかがでしょうか。詳細は以下よりご覧ください。
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