HOME 初めての方へ テキストで学ぶ eラーニングで学ぶ セミナーで学ぶ

ものづくりウェブ 機械設計エンジニアの基礎知識 | 設計・3DCAD・製図・金型等


バックラッシとは

バックラッシとは、歯車やボールねじなどを使った機械の操作を行うときに設けられる「遊び」または「隙間」のことです。バックラッシは、バックラッシュとも呼ばれます。

 

 

例えば、歯車の場合、図に示す隙間がバックラッシです。この隙間を設けることによって、歯車がスムーズに動くことができます。

 

 

 

もし、この隙間が無かった場合、歯が干渉したり、負荷が高くなったりして歯車を回転させることに支障がでてきます。

 

従って、適切な隙間を設ける必要があるのです。但し、この隙間はただ大きくすれば良いというものではありません。

 

歯車がある方向に回転しているとき、歯は接触し続けているので隙間の大きさは問題になりません。しかし、一旦停止して逆に回転させたとき、隙間が大きすぎると、歯再び歯が接触するまでに時間が必要になるため、その間に機械が動かない問題がでてきます。

 

また、隙間が大きすぎると機械が作動している最中に騒音や振動の問題が生じることもあります。従って、適切な隙間を設計する必要がでてきます。

 

【関連情報】
歯車について詳しい解説はこちら

\ 機械設計者向け「eラーニング」でスキルアップ! /

独自開発されたMONO塾の「ステップ式学習プログラム」<法人採用実績:600社以上


当サイトの記事は、無料会員登録をすることでPDFファイルで読むことができます。また、印刷することも可能です。設計者に必要となる製図、材料力学、機械要素など全部で18種類のテキストを無料でダウンロードしていただけます。 ダウンロードの詳細はこちらからご確認ください。



カテゴリーメニュー



スポンサード リンク

バックラッシとは 関連ページ

呼び径とは
ポンチ絵とは
オイルシールとは
メカニカルシールとは
基準面とは
現合とは
高周波焼入れとは
フェールセーフ設計とは
CAMとは
質点とは
剛体とは
ばね座金とは
焼なましとは
焼ならしとは
浸炭焼入れとは
みがき材とは
きり穴とは
リーマとは
アイボルトとは
耐力とは
焼入れとは
焼戻しとは
キー溝とは
偶力とは
製作図とは
黒皮とは
曲げモーメントとは
JIS規格とは
メカトロニクスとは
インダクションモーターとは
バフ研磨とは
打ち抜き加工とは
ISO規格とは
ANSI規格とは
隅肉溶接とは
DIN規格とは
バーリング加工とは
レーザー加工とは
残留応力とは
慣性モーメントとは
旋盤とは
ポアソン比とは
定格トルクとは
動圧とは
静圧とは
マシニングセンタとは
エンドミルとは
ボール盤とは
研削盤とは
せん断加工
ターニングセンタとは
フライス盤とは
NCフライス盤とは
ねじのピッチとは
サーボモーターとは
ステッピングモーターとは
皿ばねとは
ばね座金とは
ダブルナットとは
普通公差とは
管用ねじとは
ブラシレスモーターとは
タッピンねじとは
止めねじとは
ボールねじとは
インローとは
圧接とは
開先とは
製缶とは
機構とは
剛性とは
治具とは
すりわりとは
塑性とは
ダイスとは
ブッシュとは
アイドラとは
ノックピンとは
植え込みボルトとは
かしめとは
ザグリとは
センタ穴とは
フックの法則とは
動力とは
真直度とは
平行度とは
平面度とは
真円度とは
直角度とは
位置度とは
円筒度とは
同軸度とは
NC旋盤とは
普通幾何公差
フランジナットとは
遊星歯車とは
はすば歯車とは
ラックとピニオンとは
ラジアルとスラストの意味とは