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ばね座金とは

ばね座金とは、平座金の一部を切断してねじった状態の座金のことを指します。

 

 

平座金を切断してねじることで、座金がバネ状になり、ボルトやナットの緩み止めやボルトの脱落防止作用を期待できます。

 

バネ状になっていることから、ばね座金やスプリングワッシャーという名称で呼ばれています。

 

使い方としては、単体で、ボルトの座金として利用する場合が多数です。
しかし、時として平座金と一緒にボルトに組み込むこともあります。

 

 

ばね座金を組み込むと、ばねの反発力がボルト軸方向に働いて、ネジ部の摩擦力が増加し、ボルトやナットの緩み止めとして作用します。

 

 

ただし、どんなケースでもボルトやナットの緩み止めとなる訳ではありません。

 

例えば、微振動の多い回転機械などは、その振動によって、ボルトの緩みが発生しますが、このケースではばね座金レベルの緩み止め対策では、ボルトの緩み止め効果を期待できません。

 

この場合、ワイヤーロックなど、別の要素を用いることで、ボルトの緩み止め対策を講じています。

 

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