ボールねじとは
ボールねじとは、ころがり軸受の原理を応用して、回転運動を直線運動に、または、直線運動を回転運動に変換する部品です。
その仕組みは、ナットとねじ軸の間で多数のボールが転がることで一般の送りねじより滑らかな動作を実現しています。
直線運動の位置決め精度が非常に高いといった特徴をもつことから、工作機械のテーブル移動、搬送機械、産業用ロボットなどで利用されています。
ねじ軸が回転すると、ナットが軸方向に進みます。この距離をリードといいます。例えば、リードが10mmのボールねじが30回転すると、300mm進むことになります。