開先とは
開先(かいさき)とは、溶接する前に、接続する面に入れる溝のことです。開先は、「グルーブ」ともいわれています。2つの部品を溶接する前に、溝を加工し溶接します。比較的厚みのある部品でこの方法が採用されています。
上の図はV形と呼ばれる形状ですが、他にも、I形、V形、レ形、X形、U形、K形、J形、両面J形、H形など様々な形状があります。
では、なぜこのような溝をいれるのでしょうか?その理由は、このような溝を入れることによって、溶接時の金属の溶け込みがよくなって、溶接後の強度が高くなるからです。
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