DIN規格とは
DIN規格のDINは「ディン」や「ダイン」などと呼ばれています。
「DIN規格」というのは、ドイツ国家の基準となる規格であり、ドイツ規格協会(Deutsches Institut fur Normung)が作りました。この規格はドイツだけでなく、世界でも使われている基準です。
本文の言語は原則としてドイツ語ですが、英訳版も発行されています。
DIN規格の規格番号は、先頭は「DIN」で始まり、うしろに1〜80000番台までの番号が続きます。
その末尾に発行年(月)が付記され、「DIN XXXXX(番号):20XX-XX(発行年‐月)」のような形式で表されます。
(例:DIN 33943:2000-11)
また、他の規格として制定されたものを、DIN規格にも採用したものは、「DIN」と番号の間にEN、ISO、IEC、VDEなどの記号が付くものもあります。
DIN規格は、日本国内でも身近な機器に幅広く採用されており、その用例をいくつか紹介します。
・カーナビやカーオーディオを設置するスペース
カーナビやカーオーディオを設置するスペースの大きさです。設置するスペースとなる横幅や高さがDINで定めらており、1DINと2DINなどのサイズのものがあります。取り付けたいカーナビが入らないことがあるため、サイズの確認が必要になります。
・バルブやフランジ
バルブの場合は、面間(フランジ間の距離)と呼ばれるサイズがDIN規格で定められています。DIN規格のバルブが使用されている配管ラインで日本のJIS規格のバルブに交換しようとすると、サイズが合わないといった問題が生じる可能性があります。
他には、コネクター、油圧ホース、プールなどの水質、ガラス瓶のキャップなどがあります。
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