エンドミルとは
エンドミルとは、フライス盤などに取り付けて、平面や側面など、三次元的に面を切削できる棒形状の切削工具のことです。
エンドミルはドリルと似た形状をしていますが、ドリルは、加工対象物に穴をあけるためのツールなので、先端部のみが切れ刃になっています。それに対して、エンドミルは平面や側面などを切削する工具なので、棒形状の側面部も切れ刃になっており、その側面部の刃を利用して加工対象物を切削します。
エンドミルによる切削加工のメリットは、鍛造や板金加工、プレス加工と比較して高い寸法精度を実現できることです。
また複雑な形状の部品でも、ほとんどのものに対応できるので、汎用性が高いのも特長です。先に説明した通り、エンドミルは平面や側面を切削できるので、段差や溝、ポケット状のくぼみなど、さまざまな形状を加工することができます。
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