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リーマとは

リーマとは、ドリルで開けた穴の精度と、表面仕上げを向上させるために使用する工具です。
下図のような形をした工具です。

 

 

1.最初にドリルで穴をあけます。
2.次にリーマをその穴に通します。

 

 

リーマ自体には穴を開ける機能はなく、あくまで、開いている穴の精度や表面仕上げを行うためのツールです。

 

フライス盤で使用する「エンドミル」という工具に形状が似ていますが、それは形状だけで、全くの別物です。

 

もう少し詳細な工程を説明します。

 

まず、穴の加工を行います。

 

穴をあけたい場合は、ドリルで下穴を開けますが、ピンなどの相手部品がはまる穴の場合、ドリルだけで最終加工とすることは少ないです。

 

そのため、ある程度の削り代を残してドリル加工を行います。

 

 

そして、その後、工作機械に取り付けている「ドリル」を「リーマ」に交換して、リーマを通して、残っていた削り代を削りとります。

 

こうすることで、精度の高い穴の加工が行えます。

 

リーマは、通常6?8枚程度の刃が付いているものが多く、回転させることで、ドリルで開けた下穴の削り代を除去することができます。

 

リーマ加工は、自動車部品、航空機部品、電子部品、金型など使用用途は幅広いです。

 

特に穴の径精度や位置精度が±0.01mm程度を求めるレベルのものであれば、必須の穴開け加工工程となっています。

 

 

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