ボール盤とは
ボール盤とは、加工対象物に対して、主に穴あけ加工を行うときに使用する工作機械です。旋盤やフライス盤でも穴あけ加工は可能ですが、ボール盤は、より穴あけに特化した機械。になります。
ボール盤を利用するメリットは、あまり精度を必要としない穴あけを行う場合に、手軽にできることです。
ボール盤にはいくつかの種類があり、加工する穴の大きさや、加工対象物のサイズなどによって適したものを使い分けます。ボール盤の主な種類としては、卓上ボール盤、直立ボール盤、ラジアルボール盤があります。
卓上ボール盤は、作業台などに据え付けて使用する小型のボール盤です。一般的にはドリル径が13 mm以下のものを使い、比較的小さめの穴あけに用いられます。
直立ボール盤は、工場フロアに直接据え付けられて使用するボール盤です。一般的にボール盤というと、この種類を指すことがあります。
ラジアルボール盤は、大きな穴を加工するのに適した大型のボール盤です。重量のある大型工作物の加工に適しています。
またボール盤は、ドリルによる穴あけ以外にも、さまざまな加工を行えます。例えば、穴径の精度を高めるリーマ加工、段付きの穴をあける座ぐり加工などです。
穴あけ加工の種類について知りたい方は、こちらの記事を参照ください。
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