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キー溝とは

キー溝とは、軸とスプロケットなどの穴があいた部品の両方に溝を掘り、そこにキーという棒状の部品を差し込むことによって軸とスプロケットが滑らずに一緒に回るようにする部品です。このキーと呼ばれる部品は、軸の回転をスプロケットに伝えるために重要な役割を担っています。

 

 

キー溝は、その名前の通り、軸側とスプロケット側にそれぞれにキーをはめ込む溝を付けておき、その溝にキーを取り付けて使用します。キー溝の形状は、JIS規格では平行キーの他にこう配キーや半月キーの3種類があります。

 

 

さらに、JIS規格ではそのキーとキー溝には、それぞれ軸径(穴径)と求められる強度による寸法が決められています。(すべてJIS B 1301に規定されている)

 

キーを介して回転を伝達する部品には、スプロケット以外に軸継手(カップリング)やプーリーなどがあります。
軸継手(カップリング)・・・フランジ型たわみ軸継手(JIS B 1452)や歯車型軸継手(JIS B 1453)等の軸と軸をつなぐ為の部品

 

 

プーリー・・・軸の回転をベルトに伝えるための部品
その他、回転機の羽根ボス部等にも羽根が滑らない様にする為にキー(キー溝)がついています。

 

 

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