現合とは
現合とは、既に存在している現物の寸法に合わせて加工することを指しており、「現物合わせ」の略称です。製品が他の製品と取り合いになる場合に図面では、「現合」を用いることがあります。
現合と指定している図面では、寸法を指定せずに、現在の建物や施設や又は機械部品などの実際の状況と、それを表す図面との整合性を確認した上で、その寸法を決定する事になります。
実際には、はめ込む現物がある場所で採寸した結果をもとに、加工するという事になります。そのため、加工者と、組立(取付)者が違う場合は、あらかじめ大まかな寸法を図面に表記しておかなければ、材料の手配が出来ないので注意が必要です。
加工者:材料を手配して、大まかな寸法で加工する人
組立(取付)者:現場で採寸して現物に合うように加工して組み立てる人
又、機械部品の場合は、はめ込む対象の現物も加工場に運び込み、加工者が寸法を採寸しながら機械加工を行う場合もあります。
建物や施設の改修現場では、「現合」という表現を図面上で使用することで、以下の効果があります。
設計者の意図を図面に反映させることができる:建物や施設の実測を行い、その結果を図面に反映させることで、設計者が意図した仕様に沿った改修を行うことができます。
修正すべき箇所を判断できる:図面上の設計と、建設時の実際の状況を比較することで、修正すべき箇所があるかどうかを判断することができます。
以上のように、「現合」という表現を図面上で使用することで、改修現場においてより効率的かつ正確な改修が行えるようになります。

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