HOME 初めての方へ テキストで学ぶ eラーニングで学ぶ セミナーで学ぶ

ものづくりウェブ 機械設計エンジニアの基礎知識 | 設計・3DCAD・製図・金型等


ノックピンとは

ノックピンとは、2つの部品の位置を合わせて固定するときに使うピンのことです。ノックピンは2つの部品に空けた穴に打ち込んで使います。

 

 

例えば、図のような2つの部品の回転を止める場合などで使います。部品Aと部品Bは、インロー構造になっていますが、軸を中心に、くるくると回転してしまいます。

 

 

ノックピンを使うと、このような回転を止めることができます。

 

 

ノックピンには平行なピンとテーパーがかかったピンがあります。平行なピンは、断面が円形でストレート形状のピンです。これに対してテーパーがかかったピンは、先端に行くにつれて細くなっているピンです。
それぞれ「平行ピン」や「テーパーピン」という名称がJISで定められていますが、現場では ノックピン と呼ばれることも多いです。

 

 

平行ピンやテーパーピンは、JIS規格で寸法が決まっています。
例えば、平行ピンはJIS B 1354 で規定されています。A種、B種、C種の3種類が規定されています。(なお1988年にJISが改訂されており、旧JISではA種とB種の2種類となっています。)

 

 

また、金型や治具で使われるピンにダウエルピンというピンもあります。ダウエルピンはJIS B 1355またはJIS B 5062で規定されています。

当サイトの記事は、無料会員登録をすることでPDFファイルで読むことができます。また、印刷することも可能です。設計者に必要となる製図、材料力学、機械要素など全部で18種類のテキストを無料でダウンロードしていただけます。 ダウンロードの詳細はこちらからご確認ください。

機械設計者向け「Eラーニング」好評発売中!

細分化されたMONO塾オリジナルの「ステップ式学習プログラム」<法人採用実績:600社以上




カテゴリーメニュー



スポンサード リンク